スウィングガールズ

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東北を舞台に、快活な女子高校生達がジャズに目覚めて輝く様子をコメディタッチで綴られています。
紆余曲折あってのクライマックスは見事としか言いようの無い最高のジャズセッションが♪
興奮間違いなしの盛り上がりは繰り返して観たくなります☆

東北弁っていいな…なんてことも感じさせる痛快な青春コメディです。

制作国
日本
監督
矢口史靖
脚本
矢口史靖
日本公開
2004年9月11日
時間
105分
ジャンル
音楽、コメディ、青春
主な出演
上野樹里
貫地谷しほり
本仮屋ユイカ
平岡祐太
豊島由佳梨

食中毒を免れた気の弱い吹奏楽部員・拓雄の指導で、ビッグバンドジャズをはじめた友子らは、次第に演奏の楽しさに目覚め、ジャズにのめりこんでいく。しかし、吹奏楽部員が退院して復帰したため、あえなくお払い箱になってしまう。

ウィキペディアより引用

音楽から離れていく周りを横目に、諦めきれない友子は身内の身を切る(かなりわがままな)方法で、中古のテナーサックスを手に入れ意気揚々♪
その思いは周りに伝わるも、空回りの下手なコメディ展開に苦笑いが(^O^)

そんな折に奇跡の邂逅として、下手の横好き小澤(竹中直人)と出会い、基礎を学び、ついには「スウィングガールズ&ア・ボーイ」が結成されます。
ジャズのなんたるかを感じ取り、スーパーの前で演奏する友子たちに、見限った仲間たちが集まるシーンは熱くなる興奮があります。
正直ここまでで3分の2ほどの尺を使ってます。(^_^;)

端役も含め、役者の皆さんすごくいい演技しています♪
カウチポテト(死語w)にピッタリな、娯楽エンターテイメントとしてオススメできる作品の一つです☆
ヾ(@⌒▽⌒@)ノレッツスゥイング♪


フォーン・ブース

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主人公のスチューは軽薄で口先だけの自称コンサルタント。
いつものように口先だけのやり取りを電話ボックスから終えると、そのボックスの電話が鳴る。
なんとなくそれを手に取るところから、電話ボックスを中心にそこだけのシチュエーションでとんでもないミステリー&サスペンス劇が開催されます。

制作国
アメリカ
監督
ジョエル・シュマッカー
脚本
ラリー・コーエン
日本公開
2003年11月22日
時間
81分
ジャンル
ミステリー、サスペンス、シチュエーション
主な出演
コリン・ファレル
キーファー・サザーランド
フォレスト・ウィテカー
ケイティ・ホームズ
ラダ・ミッチェル

電話の男は「電話ボックスから一歩もでるな」と言い、スチューの名前は勿論事細かに彼の個人情報をあげつらった。男は自分を過去にスチューといざこざがあった売れない役者だという。男は今電話していたパムやスチューの妻に電話をするように立て続けに要求する。

ウィキペディアより引用

逆らえないスチューは言いなりのままになるのですが、そこは電話ボックス。
外部からの妨害にてんやわんやの悪戦苦闘、ついに警察が出動する大騒ぎに発展します。

正直、スチューのどうしようも無いキャラクターから感情移入などできるわけも無いと思いましたが、見ているうちにスチューを応援したくなるほど惨めなまでに翻弄され、どんどん映画の中に引き込まれていきます。

犯人の目的は?スチューはどうなる?

シチュエーション劇は演技と演出が要ですが、抜群の映像は緊迫感を十分に伝え、スチュー(コリン・ファレル)やそれをなんとかしようとする警部(フォレスト・ウィテカー)の演技が合わせられ、緊張感のある展開に息を飲むほどです。

電話ボックスだけで、ここまで緊迫した展開を魅せてくれる良作映画。
是非まだ見てない方には、見てもらいた作品の一つです。

しかしまぁ、キーファー・サザーランド…美味しすぎる役所で、結構痛快( ^ω^ )


ミスト

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スティーヴン・キングの傑作中篇小説の映画化です。
霧のむこうにいるモンスターパニックですが、原作には無いとんでもないオチでかなり有名な作品と思います。

制作国
アメリカ
監督
フランク・ダラボン
脚本
フランク・ダラボン
原作
スティーヴン・キング
日本公開
2008年5月10日
時間
125分
ジャンル
ホラー、SF、モンスター、パニック
主な出演
トーマス・ジェーン
アンドレ・ブラウアー
トビー・ジョーンズ
ローリー・ホールデン
マーシャ・ゲイ・ハーデン

デヴィッドたちが買い物をしていると、店外ではパトカーや救急車が走り回り、サイレンが鳴り始めた。その直後、鼻血を流したダン・ミラー(ジェフリー・デマン)が店内へ逃げ込み、「霧の中に何かがいる」と叫ぶ。店内の一同が戸惑うなか、店外の辺り一面は白い霧に包まれていく。不安に駆られた客たちは、店内へ閉じこもった。

ウィキペディアより引用

見通しがきかない霧の向こうに確かにいるモンスターの恐怖。
パニックになったスーパーでは諍いと混乱が。

モンスターや被害の描写はややグロいものがありますが、制作にあたり今までに無いモンスター描写をと意気込んだ制作陣の熱意と成果は、迫力と畏怖感のある絶妙の演出になっています。

前半は何者ともわからない霧の向こうの恐怖を、モンスターの存在に気づいてからはいかに脱出するかの絶望的な奮闘が続き、まさに手に汗握るハラハラの展開にまばたきを忘れるほどに見入ってしまいました。

たぶん、ここまでなら玉石混合で様々な類似作品があるでしょう。
この映画を一躍有名にしたのは、そのオチであると言い切れるかと思います。

どうしようも無い絶望の中、最後の最後にそれを超えるとんでもないモノが霧の向こうから現れます。

前半、無謀にもスーパーを飛び出すモブキャラに見える女性(メリッサ・マクブライド)に向けた「バカだなぁ…」に似た哀れみが倍返しされます。

強烈なトラウマを残した作品ですが、それだけにまだ観ていない方には是非見ていただきたいオススメの映画です。