フォーン・ブース

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主人公のスチューは軽薄で口先だけの自称コンサルタント。
いつものように口先だけのやり取りを電話ボックスから終えると、そのボックスの電話が鳴る。
なんとなくそれを手に取るところから、電話ボックスを中心にそこだけのシチュエーションでとんでもないミステリー&サスペンス劇が開催されます。

制作国
アメリカ
監督
ジョエル・シュマッカー
脚本
ラリー・コーエン
日本公開
2003年11月22日
時間
81分
ジャンル
ミステリー、サスペンス、シチュエーション
主な出演
コリン・ファレル
キーファー・サザーランド
フォレスト・ウィテカー
ケイティ・ホームズ
ラダ・ミッチェル

電話の男は「電話ボックスから一歩もでるな」と言い、スチューの名前は勿論事細かに彼の個人情報をあげつらった。男は自分を過去にスチューといざこざがあった売れない役者だという。男は今電話していたパムやスチューの妻に電話をするように立て続けに要求する。

ウィキペディアより引用

逆らえないスチューは言いなりのままになるのですが、そこは電話ボックス。
外部からの妨害にてんやわんやの悪戦苦闘、ついに警察が出動する大騒ぎに発展します。

正直、スチューのどうしようも無いキャラクターから感情移入などできるわけも無いと思いましたが、見ているうちにスチューを応援したくなるほど惨めなまでに翻弄され、どんどん映画の中に引き込まれていきます。

犯人の目的は?スチューはどうなる?

シチュエーション劇は演技と演出が要ですが、抜群の映像は緊迫感を十分に伝え、スチュー(コリン・ファレル)やそれをなんとかしようとする警部(フォレスト・ウィテカー)の演技が合わせられ、緊張感のある展開に息を飲むほどです。

電話ボックスだけで、ここまで緊迫した展開を魅せてくれる良作映画。
是非まだ見てない方には、見てもらいた作品の一つです。

しかしまぁ、キーファー・サザーランド…美味しすぎる役所で、結構痛快( ^ω^ )