予告犯

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映画が面白かったので、コミックも読んでみようと手にしました(*´ω`*)
オチが秀逸なのでネタバレしながら読んで面白いかなとも思いましたが・・・読んでよかった!

作者
筒井哲也
出版社
集英社
巻数
全3巻完結
ジャンル
サスペンス
アンチヒーロー

ある日、動画サイトYOURTUBEに、新聞紙を頭に被った男が、某食品加工会社に放火の予告をしている動画が発見される。
その後も幾度となく犯罪予告を繰り返す男。警視庁はこの男を“新聞男”と名付ける。
サイバー犯罪対策課は新聞男は複数犯であると睨み、新聞男らの正体や動機を探るべく本腰を入れて調査を始めるようになる。

ウィキペディアより引用

仕事人よろしく悪を懲らしめるアンチヒーローとして、SNSを用いて犯行声明を出すシンブンシ。
その目的が物語の核となるのですが、先に映画を見てしまってネタバレしていたせいか、少し緊迫感が感じられず急ぎ足の展開。。。(;´∀`)いや十分面白いのですが。

映画はもちろんシンブンシ一行の活躍や背景がメインですが、コミックでは相対するサイバー犯罪対策課の吉野、岡本らの動きや考え方にスポットが当たっているように感じました。

それが誰かのためになるという間違いのない確信を得たとき、人は利得を超えた行動をとることがある

コミック本文より引用

これに尽きます。(´Д` )ええなぁ…
全てを理解したサイバー犯罪対策課吉野のコマで目が潤みました。。。
cap_Yokokuhan

山場を過ぎたエピローグ部分はコミック独自でしょうか。
映画を見た方でもまた違った感慨を受けると思います。

ピカレスクやアンチヒーローを賞賛してはいけないのでしょうが、満足感のある面白い作品でした。